待っていたよ


~Story~

 

 友人と祈っていた時に与えられた賛美です。その時期友人は愛されている確信がなく、真の光の方に行けず、歩んでいました。どんな慰めの言葉も、励ましの言葉も届かない、かける言葉が見つからない、そのような状況の中、何もできずただ祈っていた時に神様から応答のようにこの賛美が与えられました。自分の思いでは全く想定できないような歌詞とメロディーであり天のお父様の圧倒的な優しさと愛にただ感動したことを覚えています。

祈っていた部屋の中が暖かい、そして力強い神様の愛に包まれました。神様はこの上もなく、この目の前の友人を待っている、ひと時だって忘れたことがないんだ、そのように気づかされました。私たちを造り、ひとり子であるイエス様を与えるほどに私たちを愛した神様は、永久から永久まで愛です。愛そのものです。

 

「息子は言った。『お父さん。私は天に対して罪を犯し、またあなたの前に罪を犯しました。もう、私はあなたの子と呼ばれる資格はありません。』ところで父親は、しもべたちに言った。『急いで一番良い着物を持ってきて、この子に着せなさい。それから、手に指輪をはめさせ、足にくつをはかせなさい。そして肥えた子牛を引いてきてほふりなさい。食べて祝おうではないか。この息子は死んでいたのが生き返り、いなくなっていたのが見つかったのだから。』 ルカ15:21〜22

 

最後の歌詞、“あなたを私は抱きしめる”というという言葉はとても力強いイメージがあります。誰が何と言おうと私はこの子を抱きしめる。抱きしめる、という動詞に込められた力強い愛です。放蕩して帰ってきた息子を一言も責めずに抱きしめる天のお父様の愛が、このCDを聞く一人一人の上に満ち溢れますように。 

 

鈴木明日香